“何を守り、何をあきらめるか?” 【3.11】被災者がまとめた死なない地震対策

“何を守り、何をあきらめるか?”

被災時に、“何を守るのか?”
こんなことは考えるまでもなく、多くの方が「命を守る」と答えるでしょう。


それは、わかるんです。
問題は、その判断を現場で実際にできるか?ということなんです。


何を守りたいか? 仮に、こういう優先順位を考えてみるとします。

    @命
    A失ったら二度と手に入らない物
    B高額の物
    C普通に買える物


@だけを最優先に守る、と頭の中では思っている
でも、実際の現場では、私ならAどころかCまで守りたいと考えると思いますね。^^;


前の記事で書いたように、被災時は思ったほど切迫感がないです。
被害状況がよくわからない、災害規模もわからない、そんな中で、


■例えば、海岸の駐車場に車を停めて、観光地を歩いていたとする。ここで地震発生。

  「今、車を取りにいけば間に合うかも!?」

とは考えないでしょうか? 


■例えば、海で釣りをしていたとする。ここで地震発生。

   「釣竿を急いで折りたたんで持ち帰りたい。いや大丈夫!持ち帰れる!」

とは考えないでしょうか?
私なら絶対考えますね、これは。^^;


たかだか釣竿程度のものですら守りたいと頭をよぎる。
「たぶん、大丈夫だろう−。」
逆に、失敗したら死ぬかもしれないのに。


普段の生活では、命の瀬戸際に立たされることなんてまずありません。だから、被災時の実際の行動でも、命を守ることを忘れて、物を守ろうとする意識(被害を抑えたい)が働く。
結果、「命」と「普通に買える物」ですら、無意識に天秤にかけてしまう。


命を守るということは、“命以外の全てを、その場で捨て去る(あきらめる)覚悟を持つ”ということかもしれません。その判断が、本当にその場、その瞬間にできるのか? 前もって考えておきたいところです。





 
posted by T家住人 | 防災意識が生死を分ける | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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